【雑記】万年筆の沼とキーボードの沼は似ている
おそらく、ガジェット好きな方は文房具も好きなんではないでしょうか。
わたしがまさにそうで、特に文章を書くために使う道具が好きで好きでたまりません。「弘法は筆を選ばず」と言いますが、わたしは弘法ではない一般庶民なので、そんなことわざは通用しないのです。
文章を書くために使う道具として双璧なのは、やはりキーボードと万年筆と言えるでしょう。キーボードについては、いままで東プレのものやゲーミングキーボード、Apple純正キーボードなど何個買ってきたかわからないほど使ってきて、だいたい結論が出ています。
わたしの中での一番のキーボードは、やはりHHKBなんですね。あのサイズ、打鍵感、得も言われぬギーク感。最高です。わたしは5台を現役で使っています(有線2台、無線3台)。もうすぐ雪の無線も届きますので、6台になりますね。病気です。
一方で、万年筆の方ですが、これがなかなか結論が出ないのです。今まで使った万年筆は、モンブラン、セーラー、パーカー、ラミーなど名も知れないものを含めると数しれず。現役で使っているものはセーラーキングプロフィット、モンブランマイスターシュテュック、今や廃盤となってしまったパーカープリミエ、ラミーサファリです。いま現役で使っているこれらの万年筆がある意味では結論と言えば結論なのですが、この中でどれが一番と決めることができないでいます。
各々ペン先に特徴があって、キングプロフィットとサファリは比較的引っかかりがある書き味です。プリミエとマイスターシュテュックは書き味が滑らかでソフトな印象。前者は日本語のトメハネが書きやすいですし、後者は英語などの横文字がとても書きやすいです。ここまで来ると、言語、書く内容、ノートの紙質、インクの種類で使い分けるしかなさそうです。
キーボードもWindowsは日本語JISキーボードを使い、MacではUSキーボードを使っています。Macはキーボードの切り替えがWindowsより容易なので、時々気分転換に(ボケ防止に?)JISキーボードを使ったりしています。なんとなくの使い分けですが、小説を書くときはJISキーボードを使うことが多く、ブログや仕事はUSキーボードを使うことが多いような気がします。まさにその感覚は万年筆を使い分けるときと同じ。
というわけで、万年筆の沼とキーボードの沼は非常によく似ているというお話でございました。報告は以上となります。
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